プラコーが一時ストップ高、意欲的な中期事業計画と自社株買い発表を好感
プラコー<6347>は急伸し一時、ストップ高の570円に買われている。23日の取引終了後に発表した中期事業計画で、最終年度の26年3月期に売上高100億円(21年3月期27億1400万円)、営業利益10億円(同1億8800万円)を見込むとし、中期的な高成長に対する期待から買われているようだ。
コア事業のインフレーションフィルム成形機及びブロー成形機事業は従来以上に深耕を強化しシェアの伸長を図る方針。また、プラスチック製品の再利用分野への貢献、同社技術を生かした電気自動車など新事業分野の開拓などにも注力するとしている。
また、上限を100万株(発行済み株数の11.66%)、または5億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は21年9月1日から22年8月31日までで、株主還元及び資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行が目的としている。