<注目銘柄>=プレイド、契約単価上昇で成長期待大

材料
2021年8月25日 10時00分

プレイド<4165>は4月20日に年初来高値5080円をつけて以降、下降局面にあったが、8月10日に21年9月期通期業績予想の上方修正を発表以降、反発に転じている。

同社は、Webサイトやスマートフォンアプリを運営する事業者向けに、CX(顧客体験価値)プラットフォーム「KARTE」をSaaS方式で提供している。8月10日に発表した第3四半期累計(20年10月~21年6月)単独決算は、営業利益が2億2100万円(前年同期9億9400万円の赤字)と黒字に転換。あわせて21年9月期業績予想を営業利益で2500万円から1億5100万円(前期10億7900万円の赤字)に上方修正した。既存顧客の契約単価及び継続率が想定を上回って推移しているほか、サーバー利用の効率化施策により売上総利益率が上昇したことが寄与する。

CXツールはリソース確保が可能で、かつリテラシーも高い大企業が、より高い単価を払って使いこなす傾向があることから、今後も契約単価の上昇が見込まれ、成長期待は大きい。21年9月期通期業績予想は、第4四半期に投資を加速するため第3四半期より利益が減少する見通しだが、調査機関には上振れるとの見方が多く、今期営業利益3億円、来期同10億円を見込むところもある。(温羅)

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.