注目銘柄ダイジェスト(前場):タカショー、ウィルソンLW、ケーズHDなど

市況
2021年8月26日 12時15分

オルトプラス<3672>:520円 カ -

ストップ高買い気配。電通グループ<4324>傘下の電通、アクセルマーク<3624>と共同で、アニメなどの映像作品IPの動画をNFTトレーディングカードとして発行するサービスの企画、開発を推進していくことを決定したと発表している。好きなシーンやコンテンツを集めることで様々な特典を得ることが可能となるサービスを22年春までに提供予定のようだ。市場の注目度の高いNFT関連分野の拡大期待が高まる状況となっているもよう。

タカショー<7590>:1002円(-111円)

大幅続落で下落率トップ。前日に上半期の決算を発表、営業利益は11.6億円で前年同期比42.5%の大幅増益となっている。ただ、8月23日に上方修正を発表済みであり、上方修正を受けて株価が急伸していたことから、決算の正式発表が目先の好材料出尽くしにつながっている。通期予想、配当計画なども8月23日に上方修正済となっている。

早稲アカ<4718>:970円(+43円)

大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来の4.6億円から8.3億円に、通期では12.2億円から15.9億円に引き上げている。既存校、新校3校ともに好調な集客状況が継続しているほか、現在開催中の夏期講習会でも計画を大きく上回る申し込み状況となっているようだ。また、当面は集団指導型校舎での対面授業停止とZoomによる「双方向Web授業」への移行を行うとも発表。

ケーズHD<8282>:1207円(+59円)

大幅続伸。発行済み株式数の4.84%に当たる1000万株、100億円を上限とする自己株式の取得を実施すると発表している。取得期間は8月26日から12月31日まで。資本効率の向上、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することなどを、自社株買いの背景としている。同社の自社株買いは昨年12月から3月まで100億円を取得して以来となる。短期的な需給インパクトを期待する動きが優勢に。

ぐるなび<2440>:464円(+19円)

大幅続伸。楽天グループ<4755>やSHIFT<3697>などを割当先とする第三者割当増資を実施、約33億円を調達すると発表している。楽天グループの保有比率は従来の14.96%から16.84%になり、SHIFTは4.10%を保有する第3位株主になる。調達資金は料理宅配事業や食材受発注サービス開発などに充当するようだ。三井住友銀行などとのコミットメントライン契約締結も公表、財務体質や飲食店事業の強化につながるものとしてポジティブ視へ。

アララ<4015>:1222円(+31円)

大幅に4日続伸。JNSホールディングス<3627>などからバリューデザイン<3960>の株式を取得し、持分法適用関連会社化すると発表している。異動後の所有株式数は57万6100株(議決権所有割合は33.28%)。取得価額は非開示。株式取得資金を調達するため、みずほ銀行から17億円の借入を行う。バリューデザインの主要事業はハウスプリペイドカードシステムの提供で、キャッシュレスサービス事業を展開するアララにとっては競合会社となる。

アクセルM<3624>:635円 カ  -

ストップ高買い気配。電通グループ<4324>の電通(東京都港区)、オルトプラス<3672>と共同で、アニメなど映像作品IPの動画をNFTトレーディングカードとして発行するサービスの企画・開発を推進すると発表している。作品ファンが様々な特典を得られるサービスを22年春までに提供する予定。また、未定としていた21年9月期の純損益予想を0.71億円の黒字(前期実績8.25億円の赤字)と開示している。営業損益予想は0.02億円の黒字で変更なし。

ウィルソンLW<9610>:225円(+13円)

大幅に続伸。ハーバード大学交渉学研究所の共同創設者のウィリアム・ユーリー氏と共同で開発した「ハーバード流交渉術」をデジタル・ラーニングで提供開始すると発表している。同氏は世界1300万部のベストセラー「ハーバード流交渉術」の共著者。また、短期売買利益受贈益0.16億円を22年3月期第2四半期に特別利益として計上する。主要株主から特定有価証券の短期売買利益について申告があり、返還を受けたため。

《ST》

提供:フィスコ

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