カノークスがS高カイ気配、22年3月期業績及び配当予想を上方修正
カノークス<8076>がストップ高の1104円水準でカイ気配となっている。前週末27日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1118億6600万円から1164億3800万円(前期比10.1%増)へ、営業利益を11億9300万円から22億5900万円(同2.7倍)へ、純利益を9億1100万円から15億8700万円(同2.5倍)へ上方修正し、あわせて中間・期末各25円の年50円を予定していた配当予想を中間・期末各40円の年80円に増額修正したことが好感されている。
鋼材の市中在庫のひっ迫が顕在化して鋼材市況が上昇していることや、国内自動車生産が回復基調であることなどを受けて、想定を上回るペースで業績が推移していることが要因としている。なお、年間配当は前期実績に対して50円の増配になる予定だ。