ソフトバンクGの上値重い、中国リスクに対するアク抜け感が必要との見方

材料
2021年8月30日 11時22分

ソフトバンクグループ<9984>が小幅ながら3日続落。8月23日のザラ場6000円台割れをターニングポイントに戻りに転じる兆しもあったが、戻し切れない。引き続き上値の重い展開で信用買い残の整理が進捗しないなかで、25日移動平均線を上値抵抗ラインとする下げトレンドが続いている。同社は米ハイテク企業への投資に積極的でありナスダック総合指数との株価連動性が指摘されてきたが、それも足もとでは機能しなくなっている。直近の株価刺激材料としては、同社が出資するカーシェアリング企業の米ゲットアラウンドがSPAC(特別買収目的会社)との合併を通じ上場を検討しているとの報道が取り上げられたが、市場では「投資家の視線は中国の規制リスクに向いており、こちらにある程度アク抜け感が出ない限りは本格的な反騰は難しいのではないか」(ネット証券アナリスト)という声もある。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.