アンファクが反落、24年8月期に営業利益7億円を目指す中計を発表も反応限定的
and factory<7035>が反落している。前週末27日の取引終了後、24年8月期を最終年度とする中期経営計画を発表したが、これを好材料視する動きは限定的のようだ。IoT事業における構造改革を通じて、黒字体質への回帰を実現するほか、既存マンガアプリ事業以外の収益貢献を現在の2割から3割以上に引き上げ、最終年度に売上高約45億円(21年8月期予想30億5000万円)、営業利益7億円(同9000万円の赤字)を目指すとしている。
また、国内外で急拡大が見込まれる、スマートフォンでの閲覧に適した縦スクロール前提、フルカラーなどの特徴を持つデジタルコミックであるWebtoon市場への参入を進めるとしており、同分野の強化を図るため、キャラクターや脚本、漫画などのコンテンツ制作の技術を有するtaskey(東京都渋谷区)、クオン(東京都新宿区)、プラス81(東京都豊島区)及びコミックのローカライズサービスを提供するデジタル職人(東京都渋谷区)と業務提携することで基本合意した。なお、同件による業績への影響は軽微としている。