本日注目すべき【好決算】銘柄 ダイコク電、東和フード、ヤマエ (30日大引け後 発表分)
30日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
ダイコク電 <6430> ★上期経常を2.8倍上方修正、配当も15円増額
◆22年3月期上期(4-9月)の連結経常損益を従来予想の2.7億円の黒字→7.5億円の黒字(前年同期は0.1億円の赤字)に2.8倍上方修正した。パチンコ業界はコロナ禍で厳しい状況が続くが、情報公開端末「REVOLA」など主力製品の販売が堅調に推移するなか、コスト削減と働き方の見直しを含めた業務改善や効率化が進み、採算が大きく上向く。
業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の10円→25円(前年同期は10円)に大幅増額し、年間配当は55円になる。
併せて、株主優待制度を再開すると発表。1000~5000円分のクオカードを贈呈する。
東和フード <3329> [JQ] ★5-7月期(1Q)経常は黒字浮上で着地
◆22年4月期第1四半期(5-7月)の経常損益(非連結)は5.7億円の黒字(前年同期は3.9億円の赤字)に浮上して着地。緊急事態宣言による店舗休業などの影響が大きかった前年同期から売上高が回復し、39.6%増収となったことが寄与。新型コロナウイルス感染拡大に伴う協力金を計上したことも利益を大きく押し上げた。
ヤマエ <8108> ★今期最終を2倍上方修正・6期ぶり最高益更新へ
◆22年3月期の連結最終利益を従来予想の23億円→46億円に2.0倍上方修正。増益率が23.5%増→2.5倍に拡大し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。福岡市博多区に保有する「ヤマエ博多駅南ビル」の売却に伴い、売却益34億円を計上することが最終利益を押し上げる。
株探ニュース