東京株式(前引け)=大幅続伸、リスクオンの流れ強まる
1日前引けの日経平均株価は前営業日比357円27銭高の2万8446円81銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億5763万株、売買代金概算は1兆4616億円。値上がり銘柄数は1484、対して値下がり銘柄数は601、変わらずは101銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は朝方から買い優勢の展開となり、寄り後も買いが続き日経平均は次第に上げ幅を広げた。前日の米国株市場では主要株指数が揃って軟調だったもののその影響は受けず、前日に日経平均はフシ目の2万8000円ラインを突破したことで上値が軽くなっており、先物を絡めたインデックス買いなども誘導し水準が押し上げられた。月初めで海外機関投資家の買いも加わったとみられ、売買代金は前引け時点で1兆4000億円を上回るなど高水準に膨らんでいる。
個別では、トヨタ自動車<7203>が堅調、任天堂<7974>も買われた。キーエンス<6861>、村田製作所<6981>なども上昇した。ファナック<6954>、コマツ<6301>なども高い。ダイコク電機<6430>が続急騰、東京機械製作所<6335>は値上がり率トップに買われた。VTホールディングス<7593>も値を飛ばした。半面、日本郵船<9101>など海運株が上昇一服、日本製鉄<5401>も軟調。ラクーンホールディングス<3031>がストップ安に売られ、日本電子<6951>、関西スーパーマーケット<9919>も大幅安。