10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 14社 【東証1部】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証1部上場企業では651社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)実績PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる14社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは3日現在)
なお、5日(日)16時に「10万円以下で買える、今期最高益&低PBR【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益 ┐ 実績
コード 銘柄名 金額 増益率 今期 PBR
<9274> 国際紙パルプ 36300 黒転 5000 0.58
<7987> ナカバヤシ 59200 2.5 3100 0.59
<3861> 王子HD 59900 44.5 120000 0.76
<4220> リケンテクノ 60000 15.0 6500 0.69
<8095> アステナHD 61200 37.2 2700 0.96
<3865> 北越コーポ 63400 105 20000 0.52
<5121> 藤コンポ 71600 92.7 3000 0.63
<1824> 前田建 82900 0.7 46000 0.60
<4963> 星光PMC 86000 16.2 3100 0.93
<6848> 東亜DKK 86200 8.0 2060 0.95
<9997> ベルーナ 86200 7.9 18200 0.73
<1879> 新日本建 88400 6.2 14800 0.63
<3941> レンゴー 91600 1.9 44000 0.69
<9078> エスライン 92100 12.3 1830 0.40
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース