10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 11社【2部・新興】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証2部・新興市場企業では709社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の小型株に注目してみた。
下表は東証2部、ジャスダック上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)実績PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる11社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは3日現在)
なお、3日(金)に配信した「10万円以下で買える、今期最高益&低PBR【東証1部】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益 ┐ 実績
コード 銘柄名 市場 金額 増益率 今期 PBR
<7461> キムラ JQ 51800 3.1 2250 0.62
<3316> 東日システム JQ 53800 60.8 603 1.00
<7254> ユニバンス 東2 64900 黒転 2900 0.80
<2916> 仙波糖化 JQ 68000 8.1 1050 0.77
<4752> 昭和システム JQ 77500 3.3 530 0.93
<1739> SEEDH JQ 78600 3.9 1980 0.76
<6542> FCHD JQ 80300 3.7 950 0.79
<4999> セメダイン 東2 83500 16.6 1770 0.94
<8891> AMGHD 東2 91400 0.2 980 0.45
<7643> ダイイチ JQ 91700 5.1 1900 0.77
<9233> アジア航 東2 92700 10.3 2520 1.00
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース