概要・株価
チャート
ニュース
かぶたん ロゴ
PR

株価指数先物【寄り前コメント】 過熱感への警戒よりも、買いヘッジの対応が強まりそう

市況
2021年9月6日 8時27分

大阪9月限ナイトセッション

日経225先物 29580 +420 (+1.44%)

TOPIX先物 2041.5 +23.0 (+1.13%)

シカゴ先物 29595 +435

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

3日の米国市場はNYダウ S&P500が下落する一方、ナスダックは上昇。8月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に下回った。景気の回復が鈍化するとの懸念から、景気敏感株の一角が利益確定の売りに押されて軟化した。一方で、主力ハイテク株が買われており、ナスダックは小幅ながらも3日続伸し史上最高値を更新している。S&P500業種別指数は半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード・機器、小売が上昇する半面、運輸、各種金融、公益事業が下落。

シカゴ先物清算値は日中大阪比435円高の2万9595円で取引を終えた。日経225先物のナイトセッションは日中比40円安の2万9120円で始まった後は強い値動きをみせた。2万9260円~2万9460円での保ち合いが続くなか、引けにかけて上放れ、一時2万9640円まで上昇幅を広げる場面がみられ、2万9580円で取引を終えた。

本日はシカゴ先物にサヤ寄せする形からギャップアップで始まろう。週末の雇用統計は予想を大幅に下回ったが、景気敏感株の一角が売られたほかは底堅い値動きだったこともあり、東京市場への影響は限られるだろう。一方で、日経225先物はナイトセッションで一時2万9640円まで上昇するなど、急ピッチの上昇に対する過熱感への警戒よりも、買いヘッジの対応が強まりそうだ。

通常であれば今週は9月限の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を週末に控えていることから、12月限へのロールオーバー中心の売買となる。しかし、政策期待の高まりを背景とした急ピッチの上昇で一気にレンジを切り上げていることもあり、ヘッジ対応を迫られることになる。また、上昇ピッチの速さからショートカバーのタイミングを逃している可能性もあり、買い一巡後の調整局面における押し目買い意欲は強いだろう。

また、NT倍率は先物中心限月で14.44倍に上昇しており、これまで上値抵抗線として意識されていた25日移動平均線を明確に上放れてきた。3月以降のNT倍率の低下局面においてNTショートのポジションが積み上がっているとみられ、NTショートの巻き戻しのほか、NTロングによるスプレッド狙いのトレードが増えそうだ。なお、VIX指数は16.41と横ばいで推移しており、リスク選好は継続する。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集