株価指数先物【昼のコメント】 日経平均の定期入れ替え発表でNT倍率はやや低下
日経225先物は11時30分時点、前日比150円高の2万9900円(+0.50%)前後で推移。寄り付きは2万9990円とシカゴ先物清算値(3万90円:時間外)にサヤ寄せする格好でギャップアップで始まった。買い一巡後には2万9850円まで利食いに押される場面がみられたものの、買い意欲の強い需給状況のなか、一時3万50円まで上昇幅を広げている。3万円回復後は達成感もあって売り買い交錯となり、2万9860円~2万9990円水準での保ち合いで推移している。
日経225先物は3万円の大台回復で目先達成感が広がる可能性はあるが、これまでも日中はこう着感の強い値動きを続けていることもあり、底堅さが意識されやすいだろう。
NT倍率は先物中心限月で14.50倍に低下。日経平均株価の定期入れ替えで新規採用となった任天堂<7974>、キーエンス<6861>、村田製作所<6981>に買いが集中していることでTOPIXを押し上げており、NT倍率の低下につながっている。
株探ニュース