出前館が急騰、ZHDに対する第三者割当増資や海外公募など発表も成長期待先行
出前館<2484>が急騰。13日の取引終了後、海外募集による1605万3900株の新株発行と、同じく海外募集による324万株の自己株式の処分、加えてZホールディングス<4689>と韓国ネイバーを割当先とする3938万2500株の第三者割当増資を実施すると発表した。株主価値の希薄化が懸念される一方、今後の事業拡大を期待する見方が強まっているとみられ、同社株に買いが集まっている。
発行価格は、9月15日から17日までのいずれかの日に決定する予定。調達資金は合計約800億円で、マーケティング費用やシステム強化・開発資金などに充てる。募集後、LINEなどを含めたZHDグループの出前館株の保有割合は、現在の38.29%から41.99%となる見通し。