旭ダイヤは急伸し年初来高値更新、9月中間期業績及び配当予想を増額修正
旭ダイヤモンド工業<6140>は急伸し年初来高値を更新。前週末17日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を168億円から181億円(前年同期比24.6%増)へ、営業利益3億7000万円から11億円(前年同期8億1200万円の赤字)へ、純利益を5億8000万円から11億円(同8億1500万円の赤字)へ上方修正しており、これが好感されている。
半導体需要の拡大や工作機械の受注増加に伴い想定以上の売上高の伸長や、持ち分法適用関連会社の投資利益による営業外収入の増加が見込まれることが要因。同時に、従来4円を予定していた中間配当を8円に引き上げると発表したことも好材料視されている。期末配当予想は据え置いたことから年間配当は12円となり、前期実績に対しては6円の増配となる予定だ。
なお、22年3月期通期業績予想は、売上高350億円(前期比16.1%増)、営業損益11億9000万円(前期7億3200万円の赤字)、最終損益11億4000万円(同3億3100万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。