三洋化成工業---ファーマフーズと開発・技術力を融合させた「アグリ・ニュートリション基本計画」を策定
三洋化成工業<4471>は16日、ファーマフーズ<2929>と、世界の農業危機の解決に向け、両社の開発・技術力を融合させた「アグリ・ニュートリション基本計画」を策定したことを発表。
「アグリ・ニュートリション基本計画」は、環境にやさしく植物にとって必要な成分(ペプチド・アミノ酸等)を効率的な方法で植物に届け、植物が本来持っている収量・品質ポテンシャルを最大限に引き出すことで、環境負荷の高い肥料や農薬の使用量低減等に繋げる取組みである。宮崎県新富町にて農業支援を本格展開していく。
両社の取り組みとして、ファーマフーズはバイオテクノロジーを根幹とした農作物の発酵抽出技術など高付加価値化技術とともに、通信販売事業を通じて得た流通ノウハウを活用。
同社は界面制御技術を根幹としたペプチド農業などの技術確立を行う。
両社で持続可能なアグリ・ニュートリションの実現を目指すとしている。
両社は資本関係の強化を図り協業を推進し、脱炭素および食と環境の安全・安心を実現する農業を目指す。
《ST》