マザーズ先物見通し:続落、EC関連の競争激化が重し、ボリンジャーバンド-2σが争点

市況
2021年9月29日 8時20分

本日のマザーズ先物は続落が予想される。28日の米国株式市場は、財務長官により連邦債務が10月18日に上限に達する公算大と指摘したため、政府機関閉鎖などのリスクが警戒され、寄り付き後、下落。9月消費者信頼感指数が予想外に悪化したほか、イエレン長官が、債務上限が引き上げられなければ金融危機やリセッションに直面する可能性を警告し売りが加速、ダウ、ナスダックは大幅安となった。本日のマザーズ先物は米国市場やナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ、続落でのスタートが予想される。アマゾンジャパンが日本貿易振興企業と連携し国内の中小企業の米国向け越境ECを支援と日本経済新聞が報じている。この報道により時価総額上位のBASE<4477>など中小EC事業者の競争激化懸念が高まり、相場の重しとなる可能性があろう。日足チャートでは、ボリンジャーバンドのマイナス2σで下げ止まりするかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1120.0pt、下値のメドは1041.0ptとする。

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.