INPEXや石油資源が逆行高、WTI価格は一時7年ぶり高値に上昇
INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が高い。全般相場が下落するなか、石油関連株が逆行高を演じている。4日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月限が前日比1.74ドル高の1バレル=77.62ドルと上昇。一時78.38ドルと2014年11月以来、約7年ぶりの高値に上昇した。8月の米国へのハリケーン襲来で原油生産設備が被害を受けたほか、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどで構成されるOPECプラスが4日に協調減産の縮小幅を維持することを発表。一段の減産縮小は見送られたことから、原油需給の引き締まりは続くとの見方が強まった。原油価格の上昇を受け、INPEXは3日続伸し年初来高値を更新するなど見直し買いが流入している。