ヘリオスが大幅反発、重症肺炎の治療薬候補を年内にも承認申請と報じられる
ヘリオス<4593>が大幅高で4日ぶりに反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「肺炎の重症患者などに生じる呼吸不全を治療する新薬候補について、2021年内にも厚生労働省に製造販売承認を申請する」と報じられており、これが好感されている。
記事によると、新薬候補は急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の治療向けで、最終段階の臨床試験で良好な結果を確認したという。重症肺炎は新型コロナウイルス患者の死亡原因の一つでもあることから、実用化されれば治療の選択肢が広がることになる。22年にも承認を受けて発売したい考えとあることから、承認及び上市への期待が高まっている。