資生堂、花王など高い、新型コロナ収束に伴う人流復活で化粧品需要に追い風

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2021年10月7日 10時35分

資生堂<4911>が続伸で25日移動平均線とのマイナスカイ離を解消したほか、花王<4452>も続伸し5日移動平均線を上回り、目先底入れの兆しをみせている。新型コロナウイルスの新規感染者数が急減するなか9月末で緊急事態宣言が解除され、企業によっては従来のテレワークから出社に切り替える動きもみられるようになった。休日の人出も増勢となっており、巣ごもりからリベンジ消費へとシフトが進むなか、女性層の化粧品需要も高まるとの見方が強まっている。これを背景に改めて化粧品関連株が買い戻される流れにある。資生堂は信用取組も直近の信用倍率が0.9倍台と売り長で株式需給面からも買い戻しを誘発しやすい状況にある。

出所:MINKABU PRESS

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