日本興業はS高、大林道路などとCO2排出量を抑制できる土系ブロックを開発
日本興業<5279>がストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社は6日、奈良女子大学及び大林道路(東京都千代田区)と共同で、セメントを使用しないことで通常ブロックと比較して二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に抑制できる土系ブロック「つちみちぺイブ」を開発したと発表。これが材料視されているようだ。
「つちみちぺイブ」は、天然素材のみを使っており、セメントを用いて製造される一般的なコンクリートブロックと比べてCO2排出量を約44%抑制することが可能。同社は自然との共生を目指すスマートシティやグリーンインフラを活用したまちづくり、都市部における植生を生かした公園や建築外構など、「環境」「共生」といったキーワードのもとで進められる開発事業への導入に向けて、積極的に提案を進めていくとしている。