前週末15日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2021年10月18日 5時20分

■IDOM <7599>  781円 (-101円、-11.5%)

東証1部の下落率3位。IDOM <7599> が急反落。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3-8月)連結決算は、売上高2277億7500万円(前年同期比27.9%増)、営業利益94億4000万円(同2.3倍)、純利益53億1100万円(同3.9倍)と従来予想の営業利益84億円を上回って着地したが、目先の材料出尽くし感から売られたようだ。国内事業で、前期に新規出店した大型店の稼働、既存店の来店客数の増加などにより小売台数が増加したことに加えて、豪州子会社の新車販売が想定以上に増加したことが業績を牽引した。また、為替相場が想定以上に円安に進行したことが寄与した。なお、22年2月期通期業績予想は、売上高4054億円(前期比6.5%増)、営業利益150億円(同41.9%増)は従来見通しを据え置いたが、保守的に見積もっていた法人税等の税負担率の見積もりを改めたことで、純利益は71億円から80億円(同5.4倍)へ上方修正した。

■三栄建築 <3228>  1,862円 (-204円、-9.9%)

東証1部の下落率5位。三栄建築設計 <3228> が急反落。同社は14日大引け後(15:30)に決算を発表。21年8月期の連結経常利益は前の期比64.8%増の118億円に拡大したが、22年8月期は前期比5.4%減の112億円に減る見通しとなった。

■いちご <2337>  336円 (-26円、-7.2%)

東証1部の下落率8位。いちご <2337> が続急落。同社は14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比37.3%減の26.6億円に落ち込み、通期計画の74.5億円に対する進捗率は35.8%にとどまり、5年平均の55.9%も下回った。

※15日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.