レーザーテックなど半導体製造装置関連が一斉高、米半導体主力株の上昇で安心感
レーザーテック<6920>が東証1部売買代金トップで買い優勢となっているほか、東京エレクトロン<8035>が1000円を超える上昇、アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連株が一斉に切り返しに転じている。前日の米国株市場ではインテル<INTC>やエヌビディア<NVDA>、ザイリンクス<XLNX>、アドバンストマイクロデバイシズ<AMD>、マイクロンテクノロジー<MU>など半導体関連株が軒並み高く、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も反発した。前日はオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディング<ASML>が発表した10~12月期売上高予想が市場の期待に届かなかったことが嫌気されたほか、先物主導で日経平均寄与度の高い値がさ株に売り圧力が生じたことから、半導体セクターは下値を試す展開を強いられたが、きょうは米半導体主力株の強い動きを受けて安心感が広がり、値ごろ感からの押し目買いを呼び込み出直り歩調を明示している。