シーズメンは一時12%近く上昇、メタバースファッション事業に進出
シーズメン<3083>に買いが先行し、一時12%近く上昇した。同社は22日、外神田商事(東京都千代田区)との業務提携を通じて、メタバースファッション事業に進出すると発表しており、これが株価を刺激したようだ。ただ、全体相場の悪地合いが影響するかたちで、買い一巡後は伸び悩みとなっている。
仮想現実(VR)をはじめとしたオンライン上の仮想空間・仮想世界(メタバース)で、プレーヤーの分身となって行動するキャラクター達「アバター」は、現実のファッションとは大きく異なる独自のファッション文化を構築しており、外神田商事は19年からアバターを製作する3Dモデラ―の支援事業を手掛けている。同社は今回の業務提携による新事業として、メタバースファッション専門アパレルブランド「ポリゴンテーラーファブリック(POLYGON TAILOR FABRIC)」を新設。第1弾商品として人気アバター「レイニィ」の衣料品を11月に発売し、22年初頭には第2弾商品として人気アバター「メリノ」の衣料品を発売するとしている。