三浦工業が続伸、グループ会社と「洗濯水リサイクルユニット」を共同開発
三浦工業<6005>が続伸している。この日の午前中、グループ会社のアイナックス稲本と、リネンサプライ工場内の節水と省エネに大きく貢献する「洗濯水リサイクルユニット」を共同開発したと発表しており、これが好材料視されている。
従来のリネンサプライ工場での省エネの取り組みは、熱交換器やフラッシュ蒸気発生装置など「熱(蒸気)」の削減を目的としたものが主流だったが、同製品は「水と熱(蒸気)」を同時に削減するのが特徴。1日1台あたり100立方メートル近い水が消費される連続式洗濯機から排出される温排水を再利用することで、節水とCO2削減を実現したという。なお、11月にアイナックス稲本が販売を開始するとしている。