キヤノンMJが21年12月期純利益予想を上方修正
キヤノンマーケティングジャパン<8060>が取引終了後、21年12月期売上高は5670億円から5580億円(前期比2.4%増)へ当初計画を下回る見込みであるものの、営業利益350億円(同11.8%増)の見通しを据え置き、純利益については242億円から255億円(同15.9%増)へ上回る見通しであると発表した。
オフィス用複合機(MFP)を中心とした製品の供給不足などにより、売上高は当初計画に届かない見込みとなった。一方で、高付加価値製品やサービスの売上構成比を高めることによる売上総利益率の向上、販売管理費の削減に努めることで、営業利益は前回公表値を据え置いた。また、投資有価証券を売却したことなどにより、純利益は当初計画を上回る見込みとなった。
あわせて、21年12月期第3四半期(1~9月)売上高は3981億9500万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は266億6100万円(同30.8%増)、純利益は202億7400万円(同41.2%増)で着地したと発表した。