RSCがカイ気配スタート、原価管理徹底が奏功し22年3月期業績予想を上方修正
アール・エス・シー<4664>がカイ気配スタートとなっている。25日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、営業利益を1億3700万円から1億4900万円(前期比26.2%減)へ、純利益を1億300万円から1億1600万円(同21.1%減)へ上方修正したことが好感されている。
新型コロナウィルス感染症における緊急事態宣言などの影響から、人材サービス事業部門におけるイベントプロモーション運営や東京2020オリンピック・パラリンピックなど各種イベント案件が大幅に縮小されたことを受けて、売上高は58億8000万円から56億5300万円(同4.8%減)へ下方修正した。ただ、採用・教育コストや勤務体系の見直しなど原価管理を徹底したことや、6月をもって終了した介護事業撤退による費用の削減などが利益上振れに寄与するとしている。