レナサイエンスが一時5%超の上昇、バイオ関連の直近IPO銘柄で個人マネー錯綜

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2021年10月26日 10時12分

レナサイエンス<4889>はここ上下に乱高下を繰り返してきたが、足もとは買い優勢で一時5.4%高の925円まで大きく切り返す場面があった。9月24日にマザーズ市場に新規公開した直近IPO銘柄で、AIなどを活用した医療ソリューション事業を展開し、個人投資家を中心にマーケットの注目度の高いバイオ関連銘柄として存在感を示していた。公開価格670円に対し46%高となる976円で初値を形成した後、荒い値動きとなったが、今月19日に1060円の上場後高値をつけた後は、2営業日続けて100円強の下げをみせるなど急速に水準を切り下げていた。25日の取引終了後、呼吸器系医療機器の専門メーカーであるチェスト社との呼吸機能検査診断システムの共同研究及び事業化に関する契約に基づくマイルストーンを達成したことを発表、きょうはこれが手掛かり材料となった。株式需給面では信用買い残が10月に入り一段と増加し、直近データで121万株を超えたが、時価総額100億円台の銘柄ながら出来高流動性は非常に高く、株価の値動きには影響が及んでいないようだ。

出所:MINKABU PRESS

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