しまむらが反発、10月既存店売上高は2カ月ぶり前年割れも織り込み済み
しまむら<8227>が反発している。25日の取引終了後に発表した10月度(9月21日~10月20日)の月次売上速報で、既存店売上高は前年同月比9.5%減と2カ月ぶりに前年実績を下回ったが、織り込み済みとの見方が強い。
前年よりも気温が大幅に高く推移したことで、トレーナーやジャケットなどのアウター衣料と肌着や毛布などの実用商品で冬物の売り上げが前年実績を下回ったという。ただ、ニットやブーツなどの婦人のトレンド商品はインフルエンサー企画を中心に売り上げを伸ばしたほか、新規に品揃えした美容雑貨は売り場とチラシでの打ち出しが奏功して売れ筋商品となったとしている。なお、全店売上高は同9.8%減だった。