高純度化は3日ぶり反落、第2四半期営業益28%増ながら通期計画進捗率48%
日本高純度化学<4973>が3日ぶりに反落している。同社は25日取引終了後に、22年3月期第2四半期累計(4~9月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比27.8%増の5億1800万円となったが、通期計画10億9000万円に対する進捗率が47.5%にとどまったことがネガティブ視されているようだ。
売上高は同25.8%増の97億1100万円で着地。プリント基板・半導体搭載基板用めっき薬品の販売が5G対応スマートフォン向けやリモートワーク、オンライン学習の浸透に伴うパソコン関連向けの需要を背景に堅調だったほか、コネクター用めっき薬品やリードフレーム用めっき薬品の売り上げも伸長した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。