4日の株式相場見通し=反発、米株最高値街道まい進を受けリスク選好

市況
2021年11月4日 7時59分

4日の東京株式市場は、主力株中心に幅広く買われ日経平均は反発が見込まれる。米国株市場で主要株指数の上昇が続いており、これに追随する動きが予想される。注目されたFOMCではテーパリングの開始を正式決定したが、インフレは一過性のものという見方を変えず、利上げに対して慎重な姿勢を崩さなかった。これを受けてNYダウの過去最高値更新が続いているほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数や機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数も揃って最高値街道を走っている。東京市場では相対的に出遅れ感が強い日経平均のキャッチアップが期待される状況にある。本格化している企業の決算発表も好調なものが目立ち、これを横目にリスクを取る動きが優勢となりそうだ。ただ、個別では市場コンセンサスに届かない銘柄は好決算であっても売られるケースが相次いでいるだけに注意が必要となる。日経平均は2万9000円台後半で強調展開が予想されるが、買い一巡後は伸び悩む可能性もある。

3日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比104ドル95セント高の3万6157ドル58セントと5日続伸。ナスダック総合株価指数は同161.981ポイント高の1万5811.584だった。

日程面では、きょうは11月の日銀当座預金増減要因見込みなど。海外では、ノルウェー中銀が政策金利発表、英中銀の金融政策委員会の結果発表、9月の米貿易収支など。なお、シンガポール市場とマレーシア市場は休場。

出所:MINKABU PRESS

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