三菱自が22年3月期利益予想を上方修正

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2021年11月4日 17時16分

三菱自動車工業<7211>が取引終了後、22年3月期業績予想について、売上高を2兆800億円から2兆100億円(前期比38.1%増)へ下方修正するものの、営業利益を400億円から600億円(前期は953億2100万円の赤字)へ、純利益を150億円から400億円(同3123億1700万円の赤字)へ上方修正すると発表した。半導体供給不足による販売台数減少や原材料価格高騰などのリスクを織り込む一方、販売費、為替の好転のほか、固定費改善などを反映する。

あわせて発表した22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は251億8600万円(前期は826億2600万円の赤字)だった。新型コロナウイルスが再拡大したタイ、フィリピン、ベトナムで販売に苦戦したが、インドネシア、豪州、ニュージーランドが好調だった。北米は新型アウトランダーが販売を牽引し、引き続きインセンティブ抑制と採算の大幅改善に寄与したとしている。

出所:MINKABU PRESS

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