NY為替:新型コロナウイルス感染再拡大を警戒してユーロ売り強まる

通貨
2021年11月16日 6時43分

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円83銭から114円21銭まで上昇し、114円12銭で引けた。バイデン政権のインフラ投資法案の成立や米国の11月NY連銀製造業景気指数が予想以上に上昇したため、景気回復への期待が強まり、金利上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.1448ドルから1.1356ドルまで下落し、1.1371ドルで引けた。オーストリアがワクチン無接種者に対しロックダウンを実施すると発表するなど、欧州での新型コロナ感染再流行が域内の景気回復を抑制するとの懸念でユーロ売りが加速した。ユーロ・円は130円43銭から129円69銭まで下落。ポンド・ドルは1.3449ドルまで上昇後、1.3405ドルまで下落した。ベイリー英中銀総裁が議会証言において、インフレの状況を非常に不安視していると表明したほか、各会合で、利上げを協議するとの発言で、すみやかな利上げ観測を受けたポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.9198フランから0.9257フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.