話題株ピックアップ【夕刊】(3):デジタリフト、リビンT、ポート

注目
2021年11月16日 15時22分

■デジタリフト <9244>  2,071円  +400 円 (+23.9%) ストップ高   本日終値

デジタリフト<9244>が大幅反発。15日の取引終了後、「Shopifyパートナープログラム」に参加し、Shopify運用支援サービスの提供を開始すると発表。WEB広告運用を行うデジタリフトのクライアントにもEC事業を扱う企業は多く、Shopifyの導入を検討するケースが増えていることから、クライアントへのさらなる価値提供として、ECサイト運営者によるShopify利用時のあらゆる課題解決をサポートする新たな独自サービス「ECサイトマーケティングサポート」の本格提供を開始するという。同サービスにより、Shopifyを最大限に活用したマーケティング施策をサポートし、クライアントと、その利用者であるエンドユーザーの双方にとって、最も理想的な情報提供と購買体験を提供するとしている。

■リビン・テクノロジーズ <4445>  3,700円  +700 円 (+23.3%) ストップ高   本日終値

リビン・テクノロジーズ<4445>がストップ高。同社は15日取引終了後に22年9月期単独業績について、売上高34億5000万円(前期比6.4%増)、営業利益5億円(同3.6倍)、純利益2億7200万円(同3.1倍)との見通しを開示しており、意欲的な会社計画であると好感されたようだ。クライアント数の増大、サービスの拡充、M&A・事業提携を重点施策として掲げており、テレビCMなどの投資抑制によって利益確保を目指す。あわせて発表した21年9月期単独営業利益は1億3900万円(前の期比4.1倍)だった。コロナ禍においても主力サービス『リビンマッチ』のマッチング物件数及びクライアント数が順調に増加し、売上高は過去最高を更新したとしている。

■ポート <7047>  1,285円  +219 円 (+20.5%)  本日終値

ポート<7047>は大幅高で年初来高値を更新。同社は前週末に22年3月期利益見通しの上方修正を発表。運営する就職やカードローン関連のメディアが好調に推移していることから、営業利益の従来予想レンジ(4億~7億円)下限を引き上げ、5億5000万~7億円とする見通しを示した。これを受けて週明け15日にストップ高に買われたのに続き、同日取引終了後にメタバースを活用したマッチングDX事業の実証実験開始を明らかにしており、きょうはこれを材料視した買いも入っているようだ。就職関連イベントでのメタバースの活用を想定しているほか、今後それ以外の領域への拡大も検討していくとしている。

■リベロ <9245>  2,386円  +329 円 (+16.0%)  本日終値

リベロ<9245>が急反発。15日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が売上高19億1300万円、営業利益4億6200万円、純利益2億9900万円となり、前年同期は連結決算を開示していないため比較はないものの、通期予想の営業利益を上回って着地しており、これが好材料視された。「新生活ラクっとNAVI」は新型コロナウイルス感染症の影響を受けたものの、法人向けサービスで「転勤ラクっとNAVI」がサポート件数、売上高ともに新型コロナウイルス感染症禍前の水準を超える成長となり業績を牽引した。なお、21年12月期通期業績予想は、売上高23億9400万円(前期比12.1%増)、営業利益3億4400万円(同9.2%増)、純利益2億2000万円(同2.0%減)の従来見通しを据え置いている。

■プロジェクトカンパニー <9246>  5,110円  +700 円 (+15.9%) ストップ高   本日終値

プロジェクトカンパニー<9246>はストップ高。15日の取引終了後、21年12月期の単独業績予想について、売上高を20億2900万円から21億円(前期比90.2%増)へ、営業利益を4億円から4億6800万円(同2.7倍)へ、純利益を2億7200万円から3億1600万円(同2.8倍)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルス感染症流行後のニューノーマル定着や政府によるデジタルトランスフォーメーション(DX)支援が追い風となり、DX支援サービスを一気通貫で提供できる同社の第3四半期までの業績が想定を上回って推移していることが要因としている。なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、前年同期に四半期決算を作成していないため比較はないものの、売上高14億6200万円、営業利益3億6200万円、純利益2億4500万円だった。

■ヒューマンA <6575>  790円  +100 円 (+14.5%) ストップ高   本日終値

ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス<6575>がストップ高。15日の取引終了後、三井物産<8031>傘下のMBK Wellness HoldingsがヒューマンAに対して完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表しており、TOB価格915円にサヤ寄せする格好となった。これにより、三井物はヘルスケアやウェルネス分野の事業拡大を図る狙いがある。買い付け予定数は344万5876株(下限229万7400株、上限設定なし)で、買い付け期間は11月16日から12月28日まで。なおTOB成立後、ヒューマンAは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所はヒューマンAを15日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

■オプティマスグループ <9268>  2,419円  +291 円 (+13.7%)  本日終値

オプティマスグループ<9268>が急伸。15日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想の修正を公表し、売上高を386億円から430億円(前期比72.6%増)へ、営業利益を24億5000万円から28億円(同3.2倍)へ、最終利益を20億5000万円から24億円(同2.5倍)へ上方修正し、あわせて中間45円・期末55円の年100円を予定していた配当予想を中間55円・期末70円の年125円へ引き上げた。主軸であるニュージーランド向け中古自動車輸出のロックダウンによる数量減少を他国向け輸出でカバーしていることに加えて、ニュージーランド市場もシェアアップと前年同期からの復調で商量を確保したこと、更に旺盛な需要による価格上昇と円安が売上高・利益を押し上げるとしている。また、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復途上にある検査事業も収益改善策の進捗に加え、円安効果で回復に向かっているとしている。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高225億3200万円(前年同期比2.6倍)、営業利益14億6900万円(前年同期1億5900万円の赤字)、最終利益14億8000万円(同1億1300万円の赤字)だった。

■ソーダニッカ <8158>  703円  +76 円 (+12.1%)  本日終値  東証1部 上昇率6位

ソーダニッカ<8158>が急反発し年初来高値を更新。15日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表。上限を100万株(発行済み株数の4.23%)、または8億円としており、取得期間は21年11月16日から22年3月31日まで。株主への利益還元及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的という。

■アルファクス <3814>  788円  +85 円 (+12.1%) 一時ストップ高   本日終値

アルファクス・フード・システム<3814>が急騰。午前10時ごろ、提供する「テーブルショット」のソフトウェア「テーブルオーダーシステム」が、すかいらーくホールディングス<3197>の和食レストラン「夢庵」業態の全店舗(174店舗)に導入されることになったと発表しており、これが好感された。

●ストップ高銘柄

セレスポ <9625>  1,330円  +300 円 (+29.1%) ストップ高   本日終値

セコニック <7758>  1,635円  +300 円 (+22.5%) ストップ高   本日終値

INCLUSIVE <7078>  2,271円  +400 円 (+21.4%) ストップ高   本日終値

中村超硬 <6166>  853円  +150 円 (+21.3%) ストップ高   本日終値

夢展望 <3185>  463円  +80 円 (+20.9%) ストップ高   本日終値

など、18銘柄

●ストップ安銘柄

イー・ロジット <9327>  1,045円  -300 円 (-22.3%) ストップ安   本日終値

以上、1銘柄

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.