東京株式(前引け)=反落、朝高後に急速に値を消す

市況
2021年11月17日 11時48分

17日前引けの日経平均株価は前営業日比133円38銭安の2万9674円74銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億9028万株、売買代金概算は1兆3502億円。値上がり銘柄数は535、対して値下がり銘柄数は1517、変わらずは122銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って堅調だったことを受け、朝方は日経平均がプラスでスタートしたが、その後は一貫して売りがかさむ展開で急速に値を消しマイナス圏に沈んだ。前場後半に日経平均は180円以上下げる場面もあった。前日まで4日続伸で目先筋の利益確定の動きが反映された。アジアでは香港株市場などが軟調な値動きで、これも買い手控えムードを助長した。前引けにかけ日経平均はやや下げ渋ったものの、業種別では33業種中27業種が下落、個別株も値下がり銘柄数が全体のほぼ7割を占めている。

個別では、リクルートホールディングス<6098>が大きく売り込まれたほか、任天堂<7974>、ファーストリテイリング<9983>も冴えない。富士通<6702>が売られ日立製作所<6501>も軟調。シンプレクス・ホールディングス<4373>が急落、トリドールホールディングス<3397>も大幅安。半面、ここ連日で売買代金トップの座を占めているレーザーテック<6920>が1000円を超える上昇、東京エレクトロン<8035>も商いを伴い大きく上値を追っている。INPEX<1605>も買い優勢の展開。チェンジ<3962>も活況高。モバイルファクトリー<3912>、ビジネス・ブレークスルー<2464>、アトラエ<6194>などが急騰した。

出所:MINKABU PRESS

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