IHIが3日ぶりに反発、踏切障害物検知装置「3DLR障検」高機能化版の販売を開始
IHI<7013>が3日ぶりに反発。同社は18日取引終了後、JR東日本<9020>と共同開発した高機能化版三次元レーザーレーダー式踏切障害物検知装置「3DLR障検」の販売を開始したと発表しており、これを材料視した買いも入っているようだ。
3DLR障検はリアルタイムで踏切内を三次元的に監視することが可能な装置。他方式の踏切障害物検知装置と比較して、検知エリアを広くかつ柔軟に設定でき、より小さな物体を検知できるという特長がある。高機能化版ではIHI独自のアルゴリズムを用いてソフトウェアを改良することで、さらなる安全性の向上と、より正確な検知を可能にした。高齢者や電動車いすユーザーなど交通弱者が踏切内部に取り残される事故の防止に、これまで以上に役立つとしている。