東京株式(前引け)=119円高、半導体関連などが堅調
19日前引けの日経平均株価は前日比119円96銭高の2万9718円62銭。前場の東証1部の売買高概算は5億7108万株、売買代金は1兆3974億円。値上がり銘柄数は703、値下がり銘柄数は1347、変わらずは122銘柄だった。
日経平均株価は堅調に推移。前日の米国市場でNYダウは下落したものの、好決算が評価され半導体のエヌビディア<NVDA>が上場来高値を更新するなどハイテク株が高くナスダック指数は最高値を更新した。この日の東京市場でも半導体関連株などが買われ、全体相場を押し上げている。為替も1ドル=114円20銭前後と前日夕方に比べ円安で推移していることも安心感を誘っている。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>と東京エレクトロン<8035>が上場来高値を更新したほか、ルネサスエレクトロニクス<6723>やSUMCO<3436>が上昇するなど半導体関連株が高い。任天堂<7974>やソニーグループ<6758>、太陽誘電<6976>が堅調。日本郵船<9101>や三井物産<8031>が値を上げた。半面、ソフトバンクグループ<9984>やトヨタ自動車<7203>が安く、ファーストリテイリング<9983>が値を下げた。みずほフィナンシャルグループ<8411>が軟調でエーザイ<4523>やオリエンタルランド<4661>が下落した。