本日注目すべき【好決算】銘柄 ニッケ、オービス (19日大引け後 発表分)
19日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
ニッケ <3201> ★今期最終を一転12%増益・最高益に上方修正、配当も1円増額
◆21年11月期の連結最終利益を従来予想の40億円→80億円に2.0倍上方修正。従来の43.8%減益予想から一転して12.3%増を見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。人とみらい開発事業や生活流通事業の上振れに加え、経費減少が寄与し、採算が想定より上向く。持ち分法適用関連会社だったフジコーの完全子会社化に伴い、負ののれん発生益約72億円を計上することも最終利益を押し上げる。
併せて、今期の年間配当を従来計画の27円→28円(前期は27円)に増額修正した。
オービス <7827> [JQ] ★前期経常を97%上方修正
◆21年10月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億2100万円→2億3800万円に96.7%上方修正。減益率が55.4%減→12.2%減に縮小する見通しとなった。木材価格の高騰に伴う製品への価格転嫁が順調に進み、収益性が向上したことが上振れの要因。
株探ニュース