INPEX大幅安で一時900円台割れ、原油市況の3ドル近い急落をネガティブ視

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2021年11月22日 9時57分

INPEX<1605>が急落、一時65円安で900円台を割り込む水準に売り込まれた。資源開発の国内最大手で、シェブロン<CVX>やエクソン・モービル<XOM>など米エネルギー関連株と同様に原油市況との株価連動性が高い。前週末のWTI原油先物価格が2ドル91セント安と急落、1バレル=76ドル10セントまで水準を下げており、これが同社株にネガティブに作用している。欧州で新型コロナウイルスが再び猛威を振るっており、世界経済の減速懸念を背景に原油需要が落ちるとの思惑が強まった。INPEXは11月18日に年初来高値ツラ合わせとなる1018円まで買われていたが、その後は荒い値動きを続ける原油市況を横にらみに高値波乱の様相となっていた。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2021年11月22日 10時01分

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