FRONTEOが年初来高値を更新、営業利益60億円に向けての「成長可能性」発表を材料視
FRONTEO<2158>が大幅に3日続伸しており、年初来高値を更新している。同社は24日取引終了後に「事業計画及び成長可能性に関する事項」を発表し、その中で人工知能(AI)関連の拡大などによって連結売上高300億円(22年3月期の計画は112億円)、連結営業利益60億円(同18億円)への成長イメージを示しており、意欲的と好感されているようだ。
同社ではAIサービス売上高は着実に成長すると想定。4月より臨床試験を開始した会話型認知症診断支援AIプログラムについては22年3月に臨床試験の終了、23年4月に製造承認を得て、23年5月の販売開始を計画。また、看護記録から骨折発生の可能性のある患者を3日前に予測する「骨折スクリーニングAIプログラム」については医療機器としての承認・上市を目指しており、25年4月の販売開始を見込むとしている。