カーチスHDが大幅反発、ファンドを活用したリースバック事業を開始
カーチスホールディングス<7602>が大幅反発。同社は24日取引終了後、子会社のカーチスが新たな事業として、特別目的会社「カーチスファンド」を活用したリースバック事業を同日に開始したと発表しており、材料視されているようだ。
事業用車両を取り扱う運送事業者などに「買う」から「借りる」という新たな手段を提案することで、運送事業者などへの経営支援、運送業界の活性化に貢献するという内容。カーチスが運送事業者などから事業用車両を買い取り、カーチスファンドに対象車両を売却する。カーチスファンドは資産運用として対象車両をカーチスがマスターレッシー(転貸者)となり、エンドユーザー(転借者)である運送事業者などへのリースバックを行う。カーチスはカーチスファンドへの車両売却をもって収益計上を行う。この事業が22年3月期業績に与える影響は現在精査中としている。