エネチェンジ、公募・売り出しの実施と今12月期見通しの修正を発表
ENECHANGE<4169>はこの日の取引終了後、75万株の公募と55万2000株の株式売り出し、上限19万5000株とするオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表した。発行価格は12月7日から9日までのいずれかの日に決定する予定で、調達資金55億円はマーケティング体制強化や自社サービス拡充に関する資金のほか、運営するファンドへの出資などに充てるとしている。
あわせて21年12月期業績予想の修正を発表、従来未定としていた営業利益について500万円(前期5300万円)とした。11月に連結子会社化したオーベラス・ジャパンの買収に伴うのれん償却費や一時費用の発生、今回の公募・株式売り出しに関する費用増加を見込む。一方、売上高については電力・ガス切り替えサービスのユーザー獲得が好調だったことなどから、26億円から29億円(前期比69.3%増)へ上方修正した。