東京株式(前引け)=反発、米株高受け自律反発狙いの買いが優勢

市況
2021年11月30日 11時48分

30日前引けの日経平均株価は前営業日比214円99銭高の2万8498円91銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億2116万株、売買代金概算は1兆3788億円。値上がり銘柄数は1795、対して値下がり銘柄数は330、変わらずは59銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米株高を受けて主力株をはじめ広範囲に自律反発狙いの買いが優勢となり、日経平均やTOPIXなど主要株指数が切り返す形となった。前週末からの急落の反動で空売りの買い戻しなども寄与したとみられる。半導体関連株などが買われ全体相場を牽引、一時日経平均は400円以上高い場面もあったが、前引けにかけ戻り売りや目先筋の利益確定売りに押され上げ幅を縮小した。ただ、値上がり銘柄数は1800近くに達し、東証1部全体の8割強の銘柄が上昇するなど買い気の強い地合いだった。

個別では群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が上昇、東京エレクトロン<8035>も値を上げるなど半導体関連株が強い。トヨタ自動車<7203>が堅調、ソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>なども高い。マネックスグループ<8698>が値上がり率トップに買われ、戸田工業<4100>も値を飛ばした。半面、任天堂<7974>が安く、ファーストリテイリング<9983>も軟調。塩野義製薬<4507>、エムスリー<2413>も売りに押された。リンクアンドモチベーション<2170>が急落、新日本科学<2395>も大きく値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.