株価指数先物【昼のコメント】 買い一巡後はハンセン指数の弱い値動きが神経質にさせた面も

市況
2021年11月30日 12時11分

日経225先物は11時30分時点、前日比230円高の2万8450円(+0.81%)前後で推移。寄り付きは2万8600円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8330円)を大きく上回って始まった。その後も上げ幅を広げると、現物の寄り付き直後には2万8720円まで上昇。ただし、買い一巡後は2万8550円~2万8700円辺りでの保ち合いを継続しており、前引けにかけては2万8430円まで上昇幅を縮めている。

29日の米国市場はハイテク株主導でリバウンドをみせた流れを受けて、東京市場でも東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>などの値がさハイテク株が日経平均株価をけん引する格好となった。前場半ば辺りから上げ幅を縮める動きとなったが、ハンセン指数が1%を超える下げで推移していることが投資家心理を神経質にさせたようである。

また、NT倍率は先物中心限月で14.56倍に上昇したものの、前引けにかけて14.46倍に低下しており、足元での保ち合いレンジでの推移ながらスプレッドは取りづらい状況である。なお、日経225先物はランチタイムでは2万8500円水準で推移しており、同水準での底堅さが意識されるようだと、リバウンド狙いの動きに向かわせよう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.