パソナGが反落、上期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる
パソナグループ<2168>は反落。11月30日の取引終了後、22年5月期第2四半期累計(6~11月)の連結業績予想について、売上高を1710億円から1800億円(前年同期比9.2%増)へ、営業利益を85億円から120億円(同11.1%増)へ、純利益を35億円から45億円(同5.2%増)へ上方修正したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
企業及びパブリックセクターなどからのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス需要の獲得や、継続して回復している新規人材需要を背景にエキスパート(人材派遣)事業などが順調に推移していることが要因。なお、通期業績予想は、売上高3500億円(前期比4.6%増)、営業利益200億円(同0.3%増)、純利益75億円(同10.6%増)の従来見通しを据え置いている。