アイロムGは後場下げ幅縮小、センダイウイルスベクターの改良ベクター技術が欧州で特許査定
アイロムグループ<2372>は後場下げ幅を縮小。同社は正午ごろ、100%子会社であるIDファーマの基盤技術であるセンダイウイルスベクターについて、効率を高めた改良ベクター技術を開発し、欧州における特許査定を10月19日に受けたと発表した。
特許技術は、センダイウイルスベクターの遺伝子配列を改良することにより、ベクターに搭載された遺伝子を一過的に高発現とすることや、ベクターを迅速に除去するまたはベクターを増加させるなど、目的に応じてベクターをコントロールすることが可能となるもの。日本では7月8日に既に特許査定を受けており、現在は米国、中国で審査中。特許権の存続期間は出願日から20年としている。