来週の為替相場見通し=FOMCでタカ派姿勢は示されるか

通貨
2021年12月10日 18時11分

来週の外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が注目される。予想レンジは1ドル=113円00~114円30銭。

来週は14~15日にFOMCが開催される。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、量的緩和縮小(テーパリング)の加速を示唆しており、市場には、来年前半のテーパリング終了と年央からの利上げ開始を予想する見方が増えている。それだけに、来週のFOMCで示されるドットチャートやパウエル議長の発言でタカ派姿勢が示されるかが焦点となる。FOMCの結果に対して、株式や債券市場がどう反応するかが注目される。また16日に欧州中央銀行(ECB)理事会、16~17日に日銀金融政策決定会合が予定されている。ともに金融政策は現状維持が予想されている。更に、15日には米11月小売売上高、16日に米11月住宅着工件数、同鉱工業資産、17日にドイツ12月Ifo景況感指数が発表される。13日には12月日銀短観が公表される。日銀短観の大企業製造業の業況判断指数(DI)はプラス19と前回9月調査から1ポイントの改善が予想されている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.