オリックスが4日ぶり反発、会計ソフトの弥生を売却する方針と報じられる
オリックス<8591>が4日ぶりに反発している。12日付の日本経済新聞朝刊で「子会社で会計ソフト大手の弥生(東京・千代田)を米投資ファンドのKKRに売却する方針を固めた」と報じられており、これが好材料視されている。
記事によると、オリックスは2014年に弥生を800億円超で買収したが、弥生が手掛けるクラウドソフトの需要が強まり、企業価値が高まったことから投資資金を回収するとしている。報道に対してオリックスは、「当社の発表に基づくものではない。現在、弥生に関して株式譲渡を含めて検討を行っていることは事実だが、現時点で決定している事実はない」とコメントしている。