東建コーポの22年4月期上期営業利益は6%増、完成工事総利益率が改善
東建コーポレーション<1766>は13日取引終了後、22年4月期第2四半期累計(5~10月)連結営業利益が72億2400万円(前年同期比6.3%増)だったと発表した。通期計画159億6500万円(前期比2.6%増)に対する進捗率は45.2%。
建設事業は前期上半期の受注高が伸び悩んだことにより、完成工事高が前年同期と比較して減少した。利益面では木材の国際的な需給バランスの急変による木材価格の高止まりが続いているものの、原価管理徹底の取り組みなどにより、完成工事総利益率は改善した。また、不動産賃貸事業は管理物件数の増加に伴い、サブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)による入居者からの家賃収入及び管理料収入などが増加しているとした。