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株価指数先物【引け後コメント】 岸田首相の自社株買い規制への言及をきっかけにショートが強まる

市況
2021年12月14日 17時59分

大阪3月限

日経225先物 28340 -310 (-1.08%)

TOPIX先物 1970.0 -8.5 (-0.42%)

日経225先物(3月限)は310円安の2万8340円で取引を終了。売り優勢ながらも寄り付きは2万8500円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8425円)ほど下げず、その後2万8620円まで下落幅を縮める場面があった。しかし、プラスに転じることはできず、戻り待ちの売りでジリジリと下落幅を広げると、前引けにかけて2万8420円まで下げた。さらにランチタイムの時間帯に、「岸田首相が衆院予算委員会で自社株買いに関連してガイドラインを作る可能性に言及した」と伝わると、現物の後場開始直後には売り仕掛けの動きが強まり、一時2万8230円まで下落幅を広げた。ただし、短期筋のショートが一巡すると、引けにかけては買い戻しが入り下げ幅を縮めていた。

岸田首相が自社株買い規制に言及したことをきっかけにショートの動きが強まった。薄商いのなかでインパクトに繋がりやすい値がさ株をターゲットにしており、ファーストリテイリング<9983>や東京エレクトロン<8035>、エムスリー<2413>などは後場の寄り付き直後に本日の安値を付けている。日経平均型への売りによって、NT倍率は先物中心限月で14.38倍に低下した。もっとも、売り一巡後はショートカバーにより持ち直しており、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのなか、積極的にはポジションを傾けづらい需給状況であることは確認された格好となった。

グローベックスの米株先物がプラス圏で推移しているほか、日経225先物のナイトセッションでは2万8400円水準で底堅い値動きを見せている。日経225先物は2万8500円を挟んだ保ち合いレンジでの推移ではあるものの、直近では上値を切り下げる形状である。明日もFOMCの結果待ちから様子見ムードは強く、薄商いのなかを短期筋の売買に振られやすい展開になりそうだ。

手口面では、日経225先物は野村が610枚、モルガンSが270枚、ドイツが260枚、クレディスイスが250枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが1120枚、ソジェンが530枚、みずほが230枚程度の買い越しだった。TOPIX先物ではBofAが880枚、SBIが600枚、JPモルガンが550枚程度の売り越しに対して、バークレイズが750枚、大和が400枚程度の買い越しだった。

株探ニュース

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