3DMはもみ合い、上期最終赤字は12億4200万円
スリー・ディー・マトリックス<7777>は前日終値を挟んでもみ合い。同社は14日取引終了後、22年4月期第2四半期累計(5~10月)連結営業損益が13億7200万円の赤字(前年同期は11億7600万円の赤字)、純損益は12億4200万円の赤字(同10億8700万円の赤字)と発表した。通期計画の営業損益17億4600万円の赤字(前期は26億4800万円の赤字)、純損益18億7100万円の赤字(同20億1200万円の赤字)は据え置かれた。
主に連結子会社が保有する外貨建て資産などの為替相場の変動により生じる評価替えによって、約1億7000万円の為替差益を営業外収益として計上した。また、同社は前期末に有形固定資産及び無形固定資産の減損を行っているが、今上期は特許に関する長期前払費用など固定資産の減損処理を行い、約4500万円の特別損失を計上したとしている。